【攻める企業に顧客は集まる】 ― 美容室マーケティングの勝ち筋 ―

2月28日の日経記事。
BtoC企業の61.3%が
「2026年にマーケティング予算を増やす」と回答。
これは単なる投資の数字ではありません。
市場の“温度”です。
■ 何が起きているのか?(ロジカル整理)
✔ BtoC企業
- 61.3%が予算増加見込み
- 投資先はデジタル広告・生成AI
- 削減対象はリアル施策・CRM
→ 新規獲得へ“攻め”の姿勢
✔ BtoB企業
- 52.3%が予算増加
- AI・業務効率化中心
- 減額対象は特定分野なし
→ 利益改善・効率化重視の“守り”傾向
つまり構造はこう。
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企業タイプ |
傾向 |
|
BtoC |
売上を取りに行く |
|
BtoB |
利益を守りに行く |
■ 美容室はどっちだ?
美容室は明確にBtoC。
つまり市場は、
「攻めている企業に顧客が集中する」
フェーズに入っている。
もしあなたが
広告投資を止めているなら?
競合がデジタルに投資している今、
相対的にあなたの存在感は薄くなる。
■ 敵を知り己を知れば百戦殆うからず
孫子の言葉。
敵=競合が予算を増やす
己=自社は投資しない
この構図は危険です。
マーケットは諸行無常。
変わる企業が残り、
変わらない企業から消える。
■ しかし、ここが面白い
BtoC企業は
✔ デジタル広告増額
✔ 新規獲得重視
✔ CRM削減傾向
つまり
「広さ」を取りにいく戦略
ならば、逆張りはあるか?
あります。
深さを取る戦略。
■ 美容室経営で考えるなら
① 攻めの投資(短期KPI)
- 新規広告
- SNS動画
- リール量産
- AI活用クリエイティブ
② 守りの投資(中長期KPI)
- 再来率設計
- LTV最大化
- 店販教育
- コンセプト強化
競合が「広さ」を狙う時、
深さを設計すれば
利益率で勝てる。
■ 投資しない企業の最大の問題
記事の本質はここ。
投資する企業は分析する
投資しない企業は分析しない
投資=本気度。
本気度が高い企業は
必ずPDCAを回す。
つまり生存率が高い。
■ では美容室はどうする?
あなたのサロンは今、
✔ 攻めの予算はあるか?
✔ 深さへの投資はあるか?
✔ AIを触っているか?
「広告は高いからやらない」
それは選択ではなく、
撤退に近い。
■ ただし、何でも増やせばいいわけではない
重要なのは
短期KPIと長期KPIを分けること。
例:
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施策 |
KPI |
|
SNS広告 |
CPA・新規数 |
|
コンセプト設計 |
再来率 |
|
店販教育 |
店販比率 |
|
AI導入 |
作業時間削減 |
同じ物差しで測ると失敗します。
■ 会社員視点で見ると
「予算確保の合意(上司の意思決定のための言語化)のプロセス」
ここが超重要。
会社員は
顧客を刺す前に
上司を刺す。
つまり、
✔ 数字で語れるか
✔ 投資対効果を説明できるか
✔ 仮説と検証計画を示せるか
言語化できない人に
予算は渡らない。
※過去記事:
■ 結論
マーケットは動いている。
BtoCは攻めている。
投資する企業が
顧客を奪う。
美容室も例外ではない。
最後に。
あなたは
✔ 攻める側か?
✔ 守る側か?
✔ 何もしない側か?
マーケットは諸行無常。
変化に投資する者だけが残る。
さあ、あなたの2026年の
マーケティング予算はどうする?
木田昌吾