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なぜ“193万円のホテル”が成立するのか ——カペラ京都から学ぶ「高単価の正体」

 

最近、こんな記事が出ていました。

カペラ京都が開業。最上位スイートは193万円

この価格を見て、多くの人はこう思うはずです。

「高すぎる」と。

しかし、ビジネスの視点で見ると答えは逆です。

なぜ、この価格でも成立するのか?

ここに、美容室経営の本質が詰まっています。

カペラ京都は“宿泊”を売っていない

記事の内容を見ると、提供しているのは単なる宿泊ではありません。

・舞妓の踊り

・尺八の演奏

・盆栽体験

・職人の工房見学

つまりこれは

「京都という文化体験」

を売っているのです。

高単価の正体は“機能”ではない

ここで重要な視点があります。

多くのビジネスはこう考えます。

・品質を上げる

・機能を増やす

・スペックで勝つ

しかし、カペラは違います

 意味で勝っている

美容室に置き換えるとどうなるか

では、これを美容室に置き換えてみましょう。

今、多くのサロンがやっているのはこれです。

・薬剤の説明

・トリートメントの違い

・ダメージ改善の理論

これはすべて

機能の説明

です。

だから価格競争になる。

本来の美容室の価値とは何か

では、本来の価値は何か。

それは

人生の質を上げる時間」

です。

・自信が持てる

・人に会いたくなる

・新しい自分になれる

これこそが本当の価値です。

機会損失はどこにあるか

ここで多くの美容室が失っているものがあります。

それは

価値の“翻訳”

です。

例えば

❌「髪質改善トリートメントです」

❌「水素でダメージを除去します」

これでは伝わりません。

高単価サロンの伝え方

ではどう伝えるか。

答えはシンプルです。

未来を語る

例えば

⭕「自分史上最高の髪になる時間」

⭕「未来の自分に自信が持てる体験」

これが“意味の設計”です。

価格は価値の証明である

カペラ京都の193万円という価格。

これは高いのではなく

価値の証明

です。

・人生の1ページになる

・記憶に残る体験になる

だから、その価格が成立する。

美容室経営者への問い

ここで一度、考えてみてください。

あなたのサロンは何を売っていますか?

・カットですか?

・カラーですか?

・トリートメントですか?

それとも

体験ですか?

明日から変えるべき3つ

① メニューを“体験”に変える

② 技術説明ではなく“未来”を語る

③ コンセプトを言語化し、全員で統一する

結論

カペラ京都が教えてくれていることは一つです。

価値は「元からあるもの」ではない

 「創って、伝えるもの」だ

最後に

日本の文化の価値を、海外企業がここまで高く売っている。

これは悔しい話でもあります。

しかし同時にチャンスです。

まだ誰もやっていない価値の再定義がある

美容室も同じです。

技術はすでに飽和しています。

これからの勝負は

意味を創れるかどうか

ここに尽きます。

あなたはどんな意味を創りますか?

木田昌吾