賃金が伸びないと、社会保障は守れない
髪と人生を「構造」から整える。
ショウセイ株式会社 代表 木田昌吾です。
このブログを開いてくださり、本当にありがとうございます。
僕は日々、美容室経営と現場に立ちながら
「なぜ、同じ施術でも差が生まれるのか」
「なぜ、努力しても報われない人がいるのか」
「なぜ、綺麗になっても持続しないのか」
そんな“構造”を考え続けています。
このブログでは
✔ 髪のこと
✔ 経営のこと
✔ 働き方のこと
✔ 人が成長する仕組みのこと
を、できるだけわかりやすく、そして本質からお伝えしていきます。
あなたにとって
何か一つでも視点が増えたり、
明日からの行動が変わるヒントになれば嬉しいです。
心を込めて書いていきます。
― 少子高齢化時代に、美容室経営者が取るべき態度 ―
2025年、消費者物価は前年比+3.2%。
一方で年金は+1.9%。
「実質目減りじゃないか」
「社会保障はもう限界だ」
そんな声が聞こえてきます。
でも、少し冷静に考えてみましょう。
🎯 問題の“根本”は何か?
年金が悪い?
制度が複雑すぎる?
政治がダメ?
本質はもっとシンプルです。
賃金が伸びていないこと。
少子高齢化が進み、
働く人が減っている。
かつては
高齢者1人を6人で支えていた。
これからは
3人で支える時代。
負担が増えるのは構造上、当然です。
つまり問題は、
「どうやって1人あたりの生産性を上げるか」
これだけ。
これ、美容室と同じ構造です
材料費が上がる。
光熱費が上がる。
スタッフは賃上げを求める。
ここで
「景気が悪いから仕方ない」
「国が悪い」
「社会保障が重い」
と言っても何も変わりません。
美容室の方程式はシンプルです。

利益 = 客単価 × 来店回数 × 稼働率 − コスト
負担が重いのではなく、
分母(生産性)が弱いだけ。
🔥 機会損失はどこにある?
・技術時間単価は伸びているか?
・次回予約率は80%を超えているか?
・オプション比率は維持できているか?
・店販比率は8%安定しているか?
・スタッフ1人あたり粗利は可視化されているか?
ここを見ずに、
「利益が出ない」
「賃上げが難しい」
と言うのは、本質からズレています。
📈 少子高齢化は止められない
でも、
サロンの生産性は100%コントロールできます。
社会保障の負担が増えるなら?
労働生産性を上げればいい。
物価が3%上がるなら?
客単価を3%以上上げればいい。
それだけです。

5年後も残るサロンの特徴
-
客単価が毎年微増している
-
店販教育が仕組み化されている
-
賃上げを「数字」で説明できる
-
粗利を全員が理解している
-
PLを毎月見る文化がある
消えるサロンの共通点🚨
・価格改定が怖い
・数字を見ない
・努力を評価するが成果を測らない
・「頑張ってる」で止まる
・外部環境のせいにする
結論
社会保障の議論は難しく見えます。
でも本質はシンプルです。
少子高齢化で
支える人数は減る。
ならどうするか?
1人あたりが生み出す価値を上げるしかない。
美容室経営も同じです。
材料費が上がる。
光熱費が上がる。
社会保険料も上がる。
これは止められません。
でも、
スタッフ1人あたりの粗利を上げることはできる。
客単価を上げることもできる。
再来率を上げることもできる。
店販教育を強化することもできる。
外部環境はコントロールできない。
でも、
自社の生産性は100%コントロールできる。
社会保障の本質は
「支えられる構造を強くすること」
美容室経営の本質は
「利益が出続ける構造を作ること」
同じです。
文句を言うのは簡単です。
でも経営者の仕事は、
状況を嘆くことではなく
構造を強くすること。
少子高齢化は変えられない。
物価上昇も止められない。
でも、
生産性は変えられる。
だから今日も、
数字を見て、改善して、積み上げる。
それが未来を守る一番現実的な方法です。

学び続けましょう。
木田昌吾