「集客できない」のではなく、“供給できない”時代が来ている 美容室経営者が今、本当に見るべきこと

【日経記事題名】
再開発延期、全国で続々
「ビジネスは鳥の目と虫の目が必要だ」
今回の記事は、
美容業界にもめちゃくちゃ重要な示唆があります。
でも、
多くの人は、
「建設業界のニュース」
として読み流してしまう。
ここが、
“読解力”の差なんだと思います。
自分の悩みだけで社会を見ると、間違える
美容室経営者と話していると、
多くの悩みはやはり、
「集客」
です。
もちろん、
それは間違いではありません。
でも、
ここで一度、
社会全体を見ないといけない。
今、日本全体で起きていることは、
需要 > 供給
です。
つまり、
「お客様がいない」
のではなく、
“提供できる人が足りない”
状態。
これ、
美容業界でも同じです。
・予約が取れない
・スタッフ不足
・教育が追いつかない
・営業時間を伸ばせない
・既存スタッフが疲弊する
つまり、
問題の本質は、
“集客不足”ではなく、
「供給不足」
なんです。
建設業界で起きていることは、美容業界にも来る
記事では、
再開発延期が全国で起きているとありました。
理由はシンプル。
・人手不足
・人件費高騰
・資材高騰
・コスト増加
つまり、
「受注したくても、受けられない」
状態。
これ、
数年後の美容業界です。
コストプッシュインフレの恐怖
今起きているのは、
“コストプッシュインフレ”
です。
人件費が上がる。
材料費が上がる。
光熱費が上がる。
でも、
価格転嫁できない会社は苦しくなる。
特に、
中抜き構造が多い業界は危険。
建設業界がまさにそう。
そして、
美容業界も実は近い構造があります。
安売りサロンほど苦しくなる
これからの時代、
「安さ」で戦うモデルは、
かなり厳しくなります。
なぜなら、
人件費が上がり続けるから。
・低単価
・長時間労働
・高回転
・スタッフ疲弊
これでは、
人が定着しない。
つまり、
“価格競争モデル”そのものが崩れ始める
可能性があります。
だから必要なのは「高付加価値化」
ショウセイが、
Viváte BIJU System「美寿」
を作っている理由もここです。
単なるトリートメントではない。
・客単価を上げる
・リピート率を上げる
・美容師の価値を上げる
・利益率を改善する
つまり、
“人件費が上がっても成り立つ構造”
を作っている。
虫の目だけではダメ
ここでいう虫の目とは、
「現場を見る力」
です。
例えば、
・今月の売上
・予約状況
・SNS反応
・求人応募
これは虫の目。
でも、
鳥の目がないと危険。
鳥の目とは、
「社会全体を見る視点」
です。
・人口動態
・最低賃金推移
・他業界の動き
・インフレ
・人材市場
ここを見ないと、
未来を読み間違える。
読解力で経営は変わる
同じニュースを読んでも、
読解力が高い人は、
「未来の経営戦略」
として読む。
でも、
読解力が低いと、
「へぇ〜建設業界大変なんだ」
で終わる。
これ、
本当に大きな差になります。
美容師も“学び続ける人”が強い
これからの時代、
技術だけでは足りない。
社会構造を見る力。
業界を俯瞰する力。
アナロジー思考。
これが必要になります。
例えば、
建設業界で起きていることを、
美容業界へ転用する。
飲食業界の採用競争を、
美容室経営へ転用する。
テック業界の生産性思考を、
サロン運営へ転用する。
これが、
“未来を読む力”
です。
最後に
これからの美容室経営は、
「目の前」だけを見ていてはいけない。
虫の目で現場を見る。
鳥の目で社会を見る。
その両方が必要。
そして、
人手不足は、
突然起きるものではない。
“予測できる未来”
です。
だからこそ、
今から、
・高付加価値化
・教育
・採用
・定着
・利益構造改善
をやっていく。
未来は、
過去の延長線上にある。
だからこそ、
「未来予測は過去分析で可能」
なんだと思います。
木田昌吾