求人を頑張っているのに採用できない美容室が見落としている「ターゲット設定」

求人媒体に掲載している。
Instagramもやっている。
求人広告も出している。
それでも、
「なかなか応募が来ない」
「応募が来ても採用したい人ではない」
「毎回、採用方法がバラバラで再現性がない」
そんな悩みを持つ美容室経営者は多いと思います。
でも、その原因は媒体が悪いことではないかもしれません。
先に考えるべきなのは、
誰を採用したいのか?
です。

「美容師募集」では、誰にも強く刺さらない
求人でよくあるのが、
「美容師募集!」
「働きやすいサロンです!」
「スタッフ募集!」
という発信です。
もちろん間違いではありません。
でも、これでは、
誰のための求人なのか分からない。
例えば、
-
とにかく稼ぎたい美容師
-
家庭と両立したい美容師
-
業務委託に疲れた美容師
-
長く安定して働きたい美容師
-
美容師としての仕事を丁寧にしたい人
それぞれ、求めているものが違います。
だから、
「うちは働きやすいです」
だけでは弱いのです。

採用のポイントは「自分のことだ」と思ってもらうこと
求人広告を見た瞬間に、
「これ、私のことじゃない?」
と思ってもらえるか。
これが重要です。
例えば、
「業務委託で自由になったはずなのに、なぜか以前より疲れていませんか?」
この言葉を見て、
業務委託で働いていて不満を感じている美容師なら、
思わず続きを見たくなります。
逆に、
「スタッフ募集中!」
では、自分のための情報だとは感じません。
ターゲットは年齢や性別だけではない
採用ターゲットというと、
「30代女性」
「ママ美容師」
のように考えがちです。
もちろん、それも一つです。
でも本当に重要なのは、
その人が今、何に困っているのか
です。
例えば、
「業務委託に行けば自由になれると思った」
でも実際には、
-
単価が低くて人数をこなさないと稼げない
-
思ったほど自由ではない
-
将来の保障が不安
-
お客様一人ひとりと丁寧に向き合えない
-
ずっとこの働き方を続けられるのか不安
こんな悩みを持っている人がいるかもしれません。
この人に対して、
「業務委託経験者歓迎」
では弱い。
でも、
「自由を求めて業務委託に行ったのに、前より疲れていませんか?」
なら刺さります。

採用の再現性は「媒体」より「誰に何を言うか」
求人がうまくいかないと、
すぐに、
「Indeedが悪い」
「Instagramが悪い」
「広告代理店を変えよう」
となりがちです。
でも、
同じ媒体でも、
誰に向けて、
どんな悩みを解決するのかが変われば、
反応は変わります。
採用マーケティングとは、
媒体探しではありません。
求職者の頭の中を理解することです。
選ばれる美容室は、全員に好かれようとしない
すべての美容師に来てもらう必要はありません。
むしろ、
「うちに合う人」
に強く刺さればいい。
求人の再現性を作るとは、
たくさん応募を集めることではありません。
自社に合う人が、同じ理由で応募してくる状態を作ることです。
それができれば、
採用は運ではなくなります。
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