求人を頑張っているのに採用できない会社が、最初に見直すべきこと

採用が難しくなると、多くの経営者は「もっと求人を出そう」と考えます。
新しい求人媒体を探し、広告を増やし、採用費を増やす。
しかし、媒体を増やしたからといって、採用が仕組み化されたわけではありません。
掲載する媒体が増えるほど、原稿の更新、応募対応、面接、数字管理など、経営者の仕事が増えてしまうこともあります。
採用の問題を、広告費だけで解決しようとしていないか。
ここを見直す必要があります。

大切なのは、まず「どこに出すのか」を決めることです。
エリアで美容師が検索したときに上位に出てくる媒体は何か。
応募課金なのか、成果報酬なのか、月額掲載なのか。
費用に対してどれくらいの応募が期待できるのか。
媒体ごとの特徴を整理して、一度決めたら一定期間走らせる。
そして、毎月更新する媒体、優先店舗だけ更新する媒体など、運用ルールを作る。

求人媒体を増やすのではなく、求人媒体を管理できる状態にすることが重要です。
さらに重要なのが、求人を経営者の仕事にしないことです。
原稿の基本形を作っておけば、店舗名や給与など必要な部分を変更するだけで掲載できます。
応募が来たら誰が対応するのか。
面接は誰が行うのか。
採用判断は何を基準にするのか。
会社説明の資料を作り、面接のロールプレイを行い、合格した人に任せる。
ここまで作れば、求人は「経営者が頑張る仕事」から「会社が継続して動かす仕組み」に変わります。

採用に困っているとき、必要なのは必ずしも新しい求人媒体ではありません。
採用活動そのものを仕組みにすることです。
求人、応募対応、面接、採用判断、入社後の教育までを一つの流れとして設計する。
そして、その仕組みを誰かに渡す。
経営者が求人を頑張り続ける会社から、会社自身が人を採用できる会社へ。
そこまで変われば、採用にかかる経営者の時間は大きく変わります。
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