ヘアサロン( 目黒区・世田谷区・神奈川)/
美容メーカー/ フォトスタジオ

【BIJU System 第4弾】1剤で整えた髪に、なぜ2剤が必要なのか?

前回の記事では、

「なぜBIJU Systemは、最初に“引き算”を考えるのか?」

についてお話ししました。

BIJU Systemは、

1・2・3・4の製品を、

ただ順番に使うトリートメントではありません。

髪の状態を見て、

必要な工程を考え、

その工程を組み立てていく。

つまり、

「髪の状態から逆算して、施術を設計するシステム」

です。

そのスタート地点となるのが、

BIJU System 1。

まず整える。

余計なものを整理し、

次の工程へ進むための状態をつくる。

では、

その次に何をするのか?

ここで登場するのが、

BIJU System 2です。

「補修=栄養を入れる」ではない

トリートメントの説明をするとき、

よく使われる言葉があります。

「髪に栄養を入れます。」

「ダメージした部分に栄養を補給します。」

もちろん、

髪の状態に合わせて必要なものを補うことは大切です。

しかし、

私はここで一つ考えてほしいことがあります。

それは、

「何を入れるか」だけを考えていないか?

ということです。

前回お話ししたように、

髪にはさまざまな履歴があります。

カラー。

パーマ。

縮毛矯正。

アイロン。

ドライヤー。

紫外線。

そして、

毎日のホームケア。

その結果、

髪の状態は一人ひとり違います。

だから、

「ダメージしているから、とにかく栄養を入れる。」

では、

少し考え方が足りません。

大切なのは、

「今の髪に、何が必要なのか?」

を見極めることです。

髪は「入れれば入れるほど良くなる」わけではない

ここは、

美容師として非常に重要なポイントだと思っています。

髪に良い成分だからといって、

たくさん入れれば入れるほど、

髪がどんどん良くなる。

そんな単純な話ではありません。

必要以上に重ねれば、

質感が重くなることもあります。

手触りは良くなっても、

動きが悪くなることもあります。

一時的にツルツルになっても、

お客様が求めている質感とは違うこともあります。

だから、

トリートメントで大切なのは、

「足す量」ではなく、「必要なものを必要なだけ補うこと」。

そして、

そのためには、

まず髪の状態を見なければいけません。

1剤と2剤は、別々の工程ではない

ここで、

BIJU System 1と2の関係を考えてみます。

1剤で、

スタート地点をつくる。

そして2剤で、

必要なものを補っていく。

この2つは、

別々の作業ではありません。

1剤があるから、

2剤の意味が生まれる。

逆に、

2剤を活かすためには、

1剤で適切な状態をつくっておく必要がある。

つまり、

工程には「つながり」がある。

これが、

BIJU Systemの大きな考え方です。

「何を使うか」より「なぜ使うか」

美容師の仕事では、

薬剤やトリートメントの知識が非常に重要です。

しかし、

商品知識だけでは、

本当の意味での技術にはなりません。

大切なのは、

「なぜ、今この工程をするのか?」

を理解することです。

例えば、

同じお客様でも、

髪の状態が変われば、

必要なアプローチも変わります。

前回カラーをしたのか。

縮毛矯正をしているのか。

毛先にどれくらい履歴があるのか。

普段どのようなアイロンを使っているのか。

ホームケアはどうなのか。

お客様が求めている質感は何なのか。

それらを見ながら、

必要な工程を組み立てる。

だから、

BIJU Systemは「4つの商品を覚えるシステム」ではなく、「4つの工程を理解するシステム」

なのです。

美容師の価値は「判断」にある

もし、

「この髪には、この商品を塗ればいい。」

というだけなら、

誰がやっても同じになってしまいます。

でも、

実際の美容室では、

そうではありません。

同じ商品を使っても、

仕上がりが違う。

同じトリートメントをしても、

持ちが違う。

その違いを生むのが、

美容師の判断力です。

髪を診る。

状態を考える。

必要な工程を選ぶ。

順番を考える。

そして、

仕上がりを確認する。

この一連の判断こそ、

美容師の技術だと思っています。

「補う」ことにも、設計が必要

BIJU System 2で考えたいのは、

単純な「栄養補給」ではありません。

1剤で整えた髪に対して、

今、何を補う必要があるのか。

そして、

どのように補うのか。

さらに、

その後の工程につなげるためには、どうするのか。

ここまで考える。

つまり、

「補う」という行為にも、

設計が必要なのです。

サロン経営も、実は同じ

これは、

美容技術だけの話ではありません。

サロン経営にも、

同じことが言えます。

例えば、

「売上が足りない。」

だから、

新しいメニューを増やす。

「集客が弱い。」

だから、

広告を増やす。

「店販が売れない。」

だから、

商品を増やす。

「スタッフが育たない。」

だから、

研修を増やす。

もちろん、

必要な場合もあります。

しかし、

増やすことが、そのまま解決になるとは限りません。

大切なのは、

「なぜ足りないのか?」

を考えることです。

そして、

原因を整理した上で、

必要なものを補う。

これは、

BIJU Systemの考え方と非常によく似ています。

「足す」には、順番がある

経営でも、

技術でも、

私は、

「足すこと」そのものが悪いとは思っていません。

むしろ、

必要なものを適切に足すことは、

大きな価値があります。

ただし、

その前に、

「今の状態を正しく見る」

必要がある。

そして、

必要なものを見極め、

適切な順番で足していく。

だから、

BIJU Systemは、

「引き算だけ」のシステムでもありません。

引き算をした上で、必要なものを足していく。

この順番が重要なのです。

1剤が「整える」なら、2剤は「補う」

BIJU Systemの1剤では、

まず、

「次の工程に進むための状態をつくる」

という考え方があります。

そして2剤では、

その状態をもとに、

必要なものを補っていく。

この流れがあるからこそ、

「補修」という言葉を、

単純な栄養補給ではなく、

髪の状態に合わせた工程設計

として考えることができます。

良いトリートメントとは、何なのか?

ここで、

改めて考えてみたいと思います。

良いトリートメントとは、

たくさんの成分を入れることでしょうか?

手触りを一時的に良くすることでしょうか?

その場でツヤを出すことでしょうか?

私は、

それだけではないと思っています。

お客様の髪を見て、

今必要なことを考える。

そして、

その髪がこれからどうなっていくのかまで考えて、

工程を組み立てる。

つまり、

「今の美しさ」だけではなく、「未来の美しさ」まで考えること。

これが、

プロとしてのトリートメントだと思っています。

「補う」は、未来の髪をつくるためにある

髪は、

一度ダメージしたら、

何もしなくても元の状態に戻るわけではありません。

だからこそ、

毎回の施術で、

何をするのか。

何を残さないのか。

何を補うのか。

その一つひとつが、

未来の髪につながっていきます。

目の前の仕上がりだけを見るのではなく、

「次回のカラーまで、どう過ごしてもらうか。」

「半年後、1年後にどんな髪でいてもらいたいか。」

そこまで考える。

それが、

BIJU Systemが目指している考え方です。

そして、次は「3剤」へ

1剤で、

整える。

2剤で、

補う。

では、

その次に必要なのは何なのか?

ここから、

BIJU Systemの工程は、

さらに深くなっていきます。

ただ補っただけでは、

終わりではありません。

大切なのは、

「補ったものを、髪の中でどう考えるのか?」

そして、

その先にある仕上がりへ、

どうつなげていくのか。

次回は、

【BIJU System 第5弾】

「補っただけでは終わらない。なぜ3剤が必要なのか?」

をテーマに、

BIJU System 3の役割と、

「髪をきれいにする」から「きれいな状態をどうつなげるか」

という考え方について、

さらに掘り下げていきます。

髪から、美しさの本質美をつくる。

髪の“美しさ”の、“寿命”を伸ばす。

Viváte BIJU System「美寿」

その4工程を、

一つずつ紐解いていきます。

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