【BIJU System 第3弾】すべての工程は「1剤」から始まる

なぜBIJU Systemは、最初に「引き算」を考えるのか?
前回の記事では、
「なぜBIJU Systemは4工程なのか?」
についてお話ししました。
BIJU Systemは、ただ4種類のトリートメントを順番に使うものではありません。
髪の状態を見て、
必要な工程を考え、
その工程を積み重ねる。
つまり、
「施術をシステムとして考える」
ためのものです。
そして、そのスタート地点になるのが、
BIJU System 1
です。
資料でもBIJU Systemは1〜4の工程として構成され、それぞれ専用の製品が用意されています。
トリートメントというと、
「髪に栄養を入れる」
「髪に何かを補給する」
というイメージが強いと思います。
でも、
その前に考えたいことがあります。
それは、
「今の髪は、本当に次の工程を受け入れられる状態なのか?」
ということ。
ここを考えずに、
ただ何かを重ねていく。
これでは、
「トリートメントをした」
という事実は残っても、
本当に狙った仕上がりにつながっているのかは別問題です。
だからBIJU Systemでは、
最初の工程を重要視します。
1剤の役割は「スタート地点をつくる」こと
私は美容師の仕事を、
料理に似ている
と考えることがあります。
いきなり味付けをするでしょうか?
まず、
素材を見る。
状態を確認する。
必要なら下処理をする。
その上で、
調理していく。

美容も同じです。
髪の状態を確認せず、
いきなり「補修」だけを考えるのではなく、
次の工程につながる状態をつくる。
この発想が、
BIJU Systemの最初の工程にあります。
「何を入れるか?」の前に「何があるか?」
ここが、美容師にとって非常に重要な視点です。
髪には、
カラー履歴があります。
パーマ履歴があります。
縮毛矯正の履歴があります。
日々のシャンプーやスタイリング、
紫外線や熱、
さまざまな要素が積み重なっています。
つまり、
お客様の髪は一人ひとり違います。
だから、
「全員に同じトリートメントをすればいい」
という発想ではなく、
今の髪を見て、今必要な工程を考える。
これがプロの仕事です。
ここに「美容師の価値」がある
もし、
「この商品を塗れば誰でも同じ」
だけなら、
美容師の専門性はどこにあるのでしょうか?
美容師の価値は、
商品そのものではありません。
その商品を、なぜ使うのかを判断する力。
そして、
どの工程を、どの順番で組み立てるのかを考える力。
ここにあります。
だから私は、
BIJU Systemを単なる「トリートメント剤」としてではなく、
美容師の判断力を活かすためのシステム
として考えています。

そして「無害化」という考え方へ
美容の世界では、
「髪に良いものを入れる」
という発想がどうしても強くなります。
しかし、
本当に髪の未来を考えるなら、
「何を入れるか」だけではなく、「何を残さないか」
という視点も必要です。
これが、
BIJU Systemを考える上での重要なポイントです。
「足し算」だけではなく、
引き算から始める。
髪を一度、
本来の状態を考えられるスタート地点へ戻していく。
その上で、
次の工程へ進む。
だから、
1剤は単なる「最初の薬剤」ではありません。
BIJU System全体の考え方をスタートさせる工程
なのです。
サロン経営にも、同じことが言える
これは技術だけの話ではありません。
経営も同じです。
売上を上げたい。
客単価を上げたい。
新規客を増やしたい。
求人を成功させたい。
だから、
新しい施策をどんどん「足す」。
広告を足す。
キャンペーンを足す。
メニューを足す。
商品を足す。
SNSを足す。
でも、
思ったほど成果が出ない。
なぜでしょうか?
その理由の一つは、
「足す前に、今あるものを整理していないから」
です。
美容技術も、
美容室経営も、
実は同じです
【BIJU System 第3弾】すべての工程は「1剤」から始まる
不要な工程を減らす。
意味のないメニューを整理する。
利益につながらない施策をやめる。
スタッフが迷うルールを減らす。
お客様に伝わらないサービスを見直す。
そして、
本当に価値があるものに集中する。
これは、
BIJU Systemの考え方ともつながっています。
美容室経営で大切なのは、
「何を増やすか?」
だけではありません。
「何をやめるか?」
を決めることも、
経営者の重要な仕事です。
BIJU System 1から始まる「美寿」の思想
BIJU Systemは、
1・2・3・4という工程を通して、
髪を一つの流れとして考えていきます。
その最初にあるのが、
BIJU System 1。
まず整える。
そして、
次の工程へ進む。
この考え方があるからこそ、
その後の2・3・4の工程にも意味が生まれてきます。
つまり、
「良いトリートメントを使う」
ではなく、
「髪の状態から逆算して、工程を設計する」
ということ。
ここが、
普通のトリートメントとの大きな考え方の違いです。

1剤で、
スタート地点をつくる。
では、
その次に何をするのか?
ここからが、
BIJU Systemの「補う」という考え方に入っていきます。
次回は、
【BIJU System 第4弾】
「1剤で整えた髪に、なぜ2剤が必要なのか?」
をテーマに、
「補修=とにかく栄養を入れる」ではない。
という視点から、
2剤の役割と、
美容師が「工程」を理解することの意味を掘り下げます。
髪から、美しさの本質美をつくる。
髪の“美しさ”の、“寿命”を伸ばす。
Viváte BIJU System「美寿」
その4工程を、
一つずつ紐解いていきます。