【BIJU System 第2弾】なぜ「4工程」なのか?
1剤・2剤・3剤・4剤を分ける理由は、「髪をきれいにする」だけではない
前回の記事では、
「BIJU Systemは、トリートメントを売るのではなく、美容師の価値を上げるためのシステムである」
という考え方をお伝えしました。
では、次に出てくる疑問があります。
なぜ、4つも工程が必要なのか?
一つのトリートメントで、
「全部できた方が簡単じゃない?」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、
簡単であることと、価値が高いことは同じではありません。
BIJU Systemが4工程という設計をしているのには、理由があります。
製品資料でも、BIJU Systemは1〜4の工程として構成されています。

美容師の仕事は「塗ること」ではない
トリートメントという言葉を聞くと、
「薬剤をつける」
「揉み込む」
「流す」
という作業をイメージする人も多いと思います。
でも、本来の美容師の仕事は、
髪の状態を見極め、必要な工程を選択し、仕上がりを設計すること。
ここに専門性があります。
だから私は、
「何を使うか?」
だけではなく、
「なぜ、この順番なのか?」
まで考えられるシステムが必要だと考えました。
4工程=4つの商品ではない
ここが、BIJU Systemを理解する上で非常に重要です。
BIJU Systemの1・2・3・4は、
単純に、
「4種類の商品があります」
という話ではありません。
考え方としては、
一つのゴールに向かって、工程を積み重ねていく。
ということです。
1つ目の工程。
2つ目の工程。
3つ目の工程。
そして4つ目の工程。
それぞれの工程に意味を持たせることで、
「とりあえずトリートメントをする」
から、
「髪の状態に合わせて、工程を組み立てる」
という美容へ変えていく。
これがシステム化の考え方です。
「足し算」だけでは、本当のケアにならない
美容業界では、
「何を入れるか」
という発想が非常に強い。
しかし私は、
「何を足すか」だけではなく、「髪の状態をどう整えてから次の工程へ進むか」
という視点が重要だと考えています。
例えば、
ベースとなる髪の状態が整っていないのに、
その上から何かを重ねても、
本当に狙った結果につながるのでしょうか。
だからこそ、
工程には順番がある。
この考え方がBIJU Systemの根本にあります。

そして、これは「教育」にもつながる
ここが美容室経営では非常に重要です。
美容師の技術が、
「先輩の感覚を見て覚える」
だけになってしまうと、
スタッフによって、
判断が変わります。
施術が変わります。
仕上がりが変わります。
結果として、
お客様への価値提供にも差が生まれてしまいます。
しかし、
「この状態なら、この工程」
「この目的のために、この工程」
という考え方を共有できれば、
技術を感覚だけではなく、工程として教えることができます。
つまりBIJU Systemは、
トリートメントのためだけのシステムではなく、
美容師の技術を言語化し、教育につなげるための考え方
にもなります。
経営者が見るべきなのは「原価」だけではない
サロン経営では、
「この商材はいくら?」
という原価の話になりがちです。
もちろん原価は重要です。
しかし、本当に見るべきなのは、
その商材によって、どれだけの価値を生み出せるのか?
です。
例えば、
・施術工程を標準化できる
・スタッフ教育に使える
・技術説明がしやすくなる
・お客様の納得感が高まる
・サロン独自のメニューを作れる
・技術の価値を価格に反映できる
こうした部分まで含めて考える必要があります。
これが、
「商材」ではなく「経営資源」として考える
ということです。
美容室の未来は「何を売るか」ではなく「何を価値に変えるか」
これからの美容室は、
単純に商品を仕入れて、
メニューを作って、
価格をつける。
それだけでは差別化が難しくなっていきます。
重要なのは、
自分たちの技術を、どう価値に変換するか。
そして、
その価値を、スタッフ全員で再現できる仕組みにできるか。
ここに、これからの美容室経営の大きな可能性があります。
BIJU System「美寿」が目指しているのも、
まさにそこです。

「4工程」には、意味がある。
1・2・3・4。
ただ数字を並べているのではありません。
髪の状態を考え、
工程を考え、
仕上がりを考え、
美容師の価値を考える。
その積み重ねを、
一つの「システム」にする。
だから、
Viváte BIJU System「美寿」
なのです。
髪から、美しさの本質美をつくる。
髪の「美しさ」の、「寿命」を伸ばす。
そしてその先に、
美容師がもっと誇れる仕事になる未来をつくる。
私は、ここまで考えてBIJU Systemをつくっています。
次回は、
「BIJU System 1剤は、なぜ最初の工程なのか?」
というところから、
4つの工程を一つずつ、
「美容技術」と「美容室経営」の両方の視点から掘り下げていきます。
