お金の話が先。信用はその後。 美容室経営者こそ「契約文化」を持とう

日経でこんな記事がありました。
【題名】
KADOKAWAに公取委勧告へ
雑誌製作委託でフリーランス法違反
今回の記事を読んで、
法律違反そのものよりも、
もっと根本的なことを考えました。
それは、
「お金の話を先にしているか」
ということです。
記事によると、
KADOKAWAはフリーランスのライターやイラストレーターなどに業務を依頼する際、
・報酬額
・支払期日
などを明示していなかった。
発注は慣習的に口頭だったそうです。
結果として、
フリーランス法違反の認定へ。
法律の話ではない
もちろん法律は守るべきです。
でも今回、
僕が感じたのは、
「契約の基本」
です。
仕事を依頼する。
その時、
まず何を決めるべきか。
仕事内容
金額
支払時期
です。
これは当たり前のようで、
意外とできていない。
美容業界にもある
実は美容業界も同じです。
・業務委託契約
・講師依頼
・撮影依頼
・SNS運用
・デザイン制作
意外と、
「とりあえずやってみよう」
で始まることがあります。
でも、
後でトラブルになるのは、
ほとんどがお金です。
飲食店で、
メニューを見ずに注文しますか?
会計時に、
「実は追加料金です」
と言われたらどうでしょう。
きっと怒ります。
ビジネスも同じです。
契約とは信用の可視化
僕は、
契約書は信頼がないから作るものではなく、
信頼を守るために作るもの
だと思っています。
口約束は、
人によって解釈が変わる。
でも、
文章は残る。
だから、
お互いを守れる。
ショウセイが大切にしていること
ショウセイでも、
・雇用契約
・評価制度
・給与制度
・業務委託契約
をできる限り明文化しています。
なぜなら、
人を信じていないからではない
逆です。
長く信頼関係を続けたいから
です。
AI時代は信用が価値になる
AIで、
知識も、
ノウハウも、
情報も、
どんどん手に入るようになります。
でも最後に残るのは、
「この人と仕事したいか」
です。
そして、
その土台になるのが、
お金の透明性
です。
お金の話を避ける文化
日本人は、
「お金の話はいやらしい」
という教育を受けがちです。
でも、
僕は逆だと思います。
お金の話を曖昧にする方が、よほど失礼。
なぜなら、
後で誤解が生まれるから。
美容室経営者への問い
・外注費は事前に決めていますか?
・報酬は明文化していますか?
・評価と給与の関係は伝わっていますか?
・スタッフは納得していますか?
キングダムの名シーン
キングダムのシーン。
嬴政が、
河了貂に
「なぜ助ける?」
と聞く。
すると、
「だってお前は大王だから金持ちなんだろ」
と返す。
そして嬴政は、
「それは信用できる」
と言う。
面白いシーンですが、
本質があります。
人は、
綺麗事よりも、利害が明確な方が信用できる。
だから、
お金の話を先にする。

最後に
契約は、
信頼の反対ではありません。
契約は、
信頼を守る仕組み
です。
だから、
お金の話を先にする。
仕事内容を決める。
条件を決める。
そして、
気持ちよく仕事をする。
美容室経営も同じです。
人間関係を大事にするからこそ、
お金を曖昧にしない。
それが、
長く信頼される会社になるための基本だと思います。
木田昌吾
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