BIJU Systemを「商品」で終わらせない

商品を導入するだけでは、サロンは変わらない
ここまで、Viváte BIJU System「美寿」の1剤から4剤までを紐解いてきました。
1剤で、整える。
2剤で、補う。
3剤で、つなげる。
4剤で、完成させる。
そして、その先にあるのが、お客様の未来の髪です。
しかし、どれだけ良い商品でも、一人の美容師だけが理解している状態では、サロン全体の価値にはなりません。
新しい商品を導入し、講習をして、メニューを作る。
それだけでは、スタッフによって提案や説明、施術の考え方が変わってしまいます。
大切なのは、商品を覚えることではありません。
「なぜ、このお客様にこの工程が必要なのか?」
そこまで考えられることです。
BIJU Systemは、1・2・3・4を必ず使うマニュアルではありません。
髪の状態を見て、必要な工程を考える。
その考え方をスタッフが身につけることで、商品知識が判断力に変わります。

「できる人」ではなく、サロン全体で価値を届ける
「あのスタッフなら提案できる」
「あのスタッフなら単価を上げられる」
そんな状態になっていないでしょうか。
優秀なスタッフがいることは素晴らしいことです。
でも、その人がいなくなった瞬間に、提案力や技術まで失われてしまうなら、それはサロンの仕組みとは言えません。
強いサロンは、個人が持っている考え方や判断基準、カウンセリング、提案方法を、サロン全体の仕組みに変えていきます。
だからこそ、教育でも「この髪には3剤」と答えを覚えさせるのではなく、
「なぜ3剤が必要なのか?」
を考えさせる。
答えを教える教育から、考え方を身につける教育へ。
これが、美容師の成長にも、サロンの成長にもつながります。

「集客→施術→再来」までを一つにつなげる
美容師が髪の状態を見て、必要な施術を考えるように、経営者もサロンの状態を見て、必要な施策を考える必要があります。
集客する。
↓
カウンセリングで悩みを理解する。
↓
必要な施術を提案する。
↓
仕上がりで価値を感じてもらう。
↓
ホームケアを伝える。
↓
次回の髪を予測する。
↓
次回来店につなげる。
この流れがつながれば、一回の施術がその日の売上だけで終わりません。
信頼になり、再来になり、お客様との長い関係につながります。
「今日いくら売れたか」だけではなく、
「このお客様と、これから何年関係をつくれるか?」
そこまで考えることが、美容師の仕事を変えていきます。
今日の髪をきれいにするだけではなく、次回、半年後、その先まで考える。
だから美容師は、施術者から「髪の未来を設計する人」へ変わっていきます。

BIJU Systemを「商品」で終わらせない
BIJU Systemを、単なる4工程のトリートメントにしてしまえば、そこで終わります。
でも、
カウンセリングがつながる。
教育がつながる。
技術がつながる。
ホームケアがつながる。
次回予約がつながる。
そして、経営がつながる。
ここまでつながって、初めてBIJU Systemが**「システム」**として機能します。
1剤。整える。
2剤。補う。
3剤。つなげる。
4剤。完成させる。
その先にあるのは、お客様の未来の髪。
そしてさらに、その先には、美容師の成長とサロンの未来があります。
だから、BIJU Systemは4剤で終わりません。
4剤からが、本当のスタートです。
私たちは、Viváte BIJU System「美寿」を、単なるトリートメントではなく、美容師の考え方を変え、サロンの価値提供を変えていくためのシステムとして考えています。

次回は、この考え方をどうお客様に伝えるのか。
「BIJU Systemを、ただのトリートメントメニューで終わらせないために」
カウンセリングから提案まで、お客様が「やってみたい」と思う価値の伝え方を掘り下げていきます。