利益率の低い会社から消えていく 美容室経営者が知っておくべき「3ヶ月ルール」

日経でこんな記事がありました。
【題名】
食品包装フィルム2割高
ナフサ高騰が波及 食品価格になお上昇圧力
今回の記事は、
食品包装フィルムの値上げ。
一見すると、
美容室には関係ないニュースに見えるかもしれません。
でも実は、
経営者にとって非常に重要な内容です。
なぜなら、
今回の値上げの原因は、
経済ではなく政治だから
です。
経済の問題ではない
記事によると、
中東情勢の悪化によって、
ホルムズ海峡の物流が不安定化し、
原油やナフサ価格が上昇。
その結果、
食品包装フィルムが約20%上昇した。

つまり、
企業努力ではどうにもならない。
頑張ったから防げる。
努力したから避けられる。
そういう話ではない。
美容室でも同じ
美容室も、
実はこういった影響を受けています。
・電気代
・ガス代
・薬剤原価
・物流費
・家賃
・人件費
全部、
政治や世界情勢の影響を受ける。
だから、
「良い技術を持っている」
だけでは会社は守れない。
船に例えると分かりやすい。
海が荒れることは防げない。
でも、
船を強くすることはできる。
つまり、
環境を変えることはできない。
でも、
経営体質は変えられる。
美容室経営者がやるべき3つ
今回の記事から学べることは、
シンプルです。
① 利益率を高くする
これが最優先。
利益率が低い会社は、
少しの外部環境変化で苦しくなる。
逆に、
利益率が高い会社は耐えられる。
ショウセイが、
Viváte BIJU System「美寿」を開発している理由もここです。
単価を上げる。
価値を上げる。
リピート率を上げる。
結果、
利益率を高める。
② ポートフォリオを持つ
一つの収益源だけでは危険。
美容室だけ。
物販だけ。
求人だけ。
ではなく、
・美容室
・商品開発
・BtoB
・教育
・EC
複数の柱を持つ。
これは、
投資の世界で言う
「分散投資」
です。
③ 3ヶ月分の資金を持つ
ここが大事。
経営者は、
固定費3ヶ月分
個人は、
生活費3ヶ月分
を持っておく。
なぜか。
環境変化は突然来るから。
コロナもそうでした。
誰も予測できなかった。
でも、
資金があった会社は生き残った。
内部留保は悪ではない
最近、
内部留保は悪だという声もあります。
僕はそうは思いません。
ただし、
溜め込みすぎも危険
です。
なぜなら、
未来への投資が止まるから。
ショウセイも、
キャッシュは大切にしています。
でも、
そのキャッシュは
「未来への挑戦のため」
にあります。
・商品開発
・採用
・教育
・設備投資
未来を作るための原資。
だから、
守るだけでは意味がない。
美容室経営者への問い
あなたの会社は、
固定費何ヶ月分の現金がありますか?
利益率は何%ですか?
外部環境が悪化しても、
3ヶ月持ちますか?
経営者は、
未来を予測することはできません。
でも、
未来に備えることはできる。
政治は変えられない。
世界情勢も変えられない。
でも、
自社の利益率は変えられる。
自社の投資判断も変えられる。
キャッシュフローも変えられる。
だからこそ、
平常時に準備する。
そして、
未来への投資を続ける。
それが、
人口減少時代、
物価高騰時代、
不確実性の時代を生き抜く
美容室経営者の条件だと思います。
木田昌吾