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スタバが教えてくれた 「理念を守った会社が勝つ」という経営の真実

【日経新聞】

スタバ「日米落差」が生む皮肉 変質した米本社、日本事業売却を検討

 

今回の日経新聞の記事は、

スターバックスが日本事業の売却を検討している

というニュースでした。

しかし、
私がこの記事を読んで感じた本質は

売却

ではありません。

もっと大きなテーマです。

なぜ日本のスタバだけが好調なのか?

記事によると、

スターバックスジャパンは

売上3,400億円超

営業利益220億円超

という非常に優秀な会社です。

一方で、

本家アメリカのスターバックスは苦戦しています。

普通に考えれば不思議です。

本家が苦戦し、

日本が好調。

なぜなのか?

記事の中に答えがあります。

それは

理念を守ったから

です。

 

スタバはコーヒーを売っていない

スターバックスが売っているのは

コーヒーではありません。

・居心地

・安心感

・接客

・人とのつながり

・サードプレイス

という

「体験価値」

です。

だからスタバは

アルバイトにも何十時間も教育を行う。

感謝を伝える文化を作る。

店舗ごとの個性を大切にする。

地域との関係を作る。

つまり

効率よりも体験価値を守ってきた。

これが日本で支持され続けている理由です。

 

美容室も同じ

美容室も、

実は髪を切っているわけではありません。

お客様が買っているのは

カットでも

カラーでも

トリートメントでもない。

「自信」
「自己肯定感」
「未来への期待」

です。

だから価格競争になる。

だから技術だけでは選ばれない

だから集客だけ追いかけても苦しくなる

美容室もスタバと同じで

本当の価値は

数字に見えない部分にあります。

KPI“だけ”を追うと理念は壊れる

ここで経営者が陥りやすい罠があります。

それは

数字だけを見ることです。

客数

売上

単価

リピート率

稼働率

もちろん大切です。

しかし、

数字だけを追うと

スタッフは疲弊します。

接客時間を削る

説明を減らす

教育時間を削る

余裕をなくす

すると短期的には利益が出ます。

しかし長期的には

お客様もスタッフも離れていきます。

アメリカ本社のスタバが苦戦している背景には

効率化を優先しすぎたこともあるのかもしれません。

ロマンスと効率の両立

記事の中で

スターバックスジャパンのCEOは

こう表現しています。

「ロマンスと効率の両立」

私はこの言葉が非常に好きです。

ロマンスとは理念。

効率とは経営。

理念だけでは会社は続かない。

効率だけでも人はついてこない。

経営とは

この両方を実現することです。

Viváte BIJU Systemも同じ思想

私たちが

Viváte BIJU System「美寿」を開発した理由も

まさにここにあります。

単なるトリートメントを作りたかったわけではありません。

美容師の価値を上げたい。
お客様の未来の髪を守りたい。
美容師という仕事を
もっと誇れる仕事にしたい。

だから

無害化を考える。

だから

髪の寿命を考える。

だから

ホームケアまで提案する。

短期的な売上だけなら

もっと簡単な方法はいくらでもあります。

しかし

未来の髪を守るという理念を捨てたら

私たちが存在する意味がなくなります。

経営者が本当に守るべきもの

今回の記事を読んで改めて感じたことがあります。

会社を大きくすることが目的ではない。

利益を増やすことが目的でもない。

本当に大切なのは

「なぜその会社が存在するのか」

です。

理念があるから教育がある。

理念があるから商品がある。

理念があるからが集まる。

そして最後に残るのは

店舗数でも売上でもなく

理念を信じた仲間たちです。

スターバックス日本法人が好調なのは、

日本人が優秀だからではないと思います。

創業時の理念を

30年間守り続けてきたからです

美容室経営も同じです。

時代が変わっても、

テクノロジーが進化しても、

最後に勝つのは

理念と現場を繋ぎ続けた会社。

それが、

今回のスタバの記事から学んだ

最大の経営メッセージでした。

 

木田昌吾